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皆様、元気でお過ごしですか?
朝晩、肌寒さを感じますね。すでに湯たんぽをお使いの方は、ありがたさを実感されていることでしょう。
 今月号では、あまり知られていない「一酸化窒素(NO:化学記号)」について、その効用などを考えていきたいと思います。

一酸化窒素の効用

 1998年のノーベル賞(医学・生理学賞)を受賞したのはルイス・J・イグナロ博士(UCLA薬学部名誉教授)でした。受賞理由は一酸化窒素(NO)が血管拡張因子であることを証明したことによるものです。端的にいうと一酸化窒素には次のような特徴があるというのです。
1.NOは動脈内の血管内皮細胞が作り出す。
2.動脈を広げる。
3.血圧を下げる。
4.血流量を増やす。
5.コレステロール値を下げる。
6.心臓の血管を守る。
7.病気を防ぐ(心臓病、糖尿病、勃起不全、リウマチ、ガン、胃潰瘍、尿失禁、アルツハイマー病、冷え)
まさに血液をサラサラにする体内物質といえます。

では、NOを増やすには、どのような食事スタイルがよいのでしょうか?
1.たんぱく質をたっぷりとる。
NOの原料は、たんぱく質に多く含まれるアミノ酸のアルギニンやシトルリンなので、たんぱく質を豊富にとること(イグナロ博士により開発されたHL社のナイトワークスにはNOの原料が豊富にふくまれています)。
2.肉の脂肪の摂取を減らす。
肉の飽和脂肪は悪玉コレステロールを増やし、NOを作る血管内細胞を傷つけます。結果的にNOが減ってしまいますので、極力肉の脂肪の摂取は減らしましょう。
3.抗酸化成分をとる。
体内の抗酸化成分が少ないとNOは活性酸素の消去に浪費され、本来の働きができません。食事から十分に取れない場合はCo10、ビタミンC・E、葉酸、アルファーリボ酸などを含んだサプリメントをとります。水素を多く含んだ水も有効。

また、食事に加え、1回20分以上の有酸素運動を、少なくとも1日おきに行いますと、NOレベルは高い状態で維持できます。運動しないときの10倍ものレベルになります。


湯たんぽの有効な使い方その1

 まず、湯たんぽにお湯を入れ、中の空気を抜いて、しっかりと栓をします。それを1度、足やひざで踏んでみてお湯がこぼれないかを確認します。
その湯たんぽを下腹部にあて、うつ伏せになります。熱くなりすぎたらタオルなどをかぶせ、低温やけどなどしないように気をつけましょう。30分ほど温めてください。このような使用方法を実践している方から次のような体験が寄せられました。

A.鼻の蓄膿症の手術で、奥にカビがあるといわれ、再手術が必要と医師に診断された方です。湯たんぽで30分間下腹部を温めることを2ヶ月続けた結果、カビは完全に消えました。(東洋医学では大腸・肺・鼻・皮膚は関連があるといわれます。つまり大腸を温めると、肺・気管・鼻・皮膚に良い影響を与えるのです)

B.長い間便秘で苦しんでいた方です。薬を飲まないと出なかったのですが、1ヶ月間湯たんぽで下腹部を温めたところ、4日目から便秘が解消しただけではなく、1ヶ月で2.5キログラムのダイエットに成功しました。

C.喘息の主婦の方が朝昼晩湯たんぽで下腹部を温めたところ、その夜と翌朝、せきが出ませんでした。それで毎日続けたところ、喘息の発作がおさまったそうです。

 お湯をいれた湯たんぽがあれば簡単にできる健康療法です。皆様もどうぞお試しくださいませ。



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